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『最強武将伝 三国演義』(さいきょうぶしょうでん さんごくえんぎ)は、中国四大奇書の一つである羅貫中作の通俗歴史小説『三国演義』のテレビアニメ化作品である。全52話。 日本では2010年4月4日から2011年3月27日まで毎週日曜朝9:30 - 10:00(JST)にテレビ大阪・テレビ東京ほかTXNネット各局で放送された。 == 概要 == テレビアニメ版『三国演義』は中華人民共和国のアニメ製作会社北京輝煌動画と日本の映像企画制作企業フューチャー・プラネット株式会社(''Future Planet Co.'')の合作。製作期間に4年を費やし、製作費用は日本円にして約7億円。 各話25分の全52話構成であり、第7話までが中国中央電視台(CCTV)の子供向けチャンネル(中国中央電視台少児頻道)で先行放送され、2009年8月から中国中央電視台のテレビドラマチャンネル(中国中央電視台電視劇頻道)より本格放送開始。中華圏だけでなくアメリカ合衆国や韓国など欧米・アジア諸国の各企業も放送権の取得を希望している。 三国志の映像化作品は赤壁の戦いを一つの区切りとするものが多いが、本作は晋による統一までを描く。そのため例えば第1話では、貂蝉が王允の養子となるまでの経緯を乱世の描写と絡めて丁寧に描く一方で、桃園の誓いから黄巾の乱討伐、張飛の督郵打擲のくだりまでを一気に描くなど、全体にスピードが速い。赤壁の戦いなど数話に渡り描写されるエピソードがある一方、ナレーションで済ませるなど省略・短縮されたエピソードも多くある。日本語吹き替え版では分かりやすさを優先してか、登場人物は劇中でも姓と諱で呼ばれている。 北京輝煌動画公司とフューチャー・プラネットの他に、日本の大手玩具メーカーであるタカラトミーも製作費用を出資しており、同社から本作品に関するフィギュアやカードゲームといったグッズ類が輸入販売されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最強武将伝 三国演義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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